「引き寄せの法則」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
「ポジティブに願えば、宇宙が応えてくれる」といった、キラキラした魔法のようなお話を想像する方も多いかもしれません。
でも、今回ご紹介する角由紀子(すみ ゆきこ)さんが提唱する引き寄せは、そんな甘いものではありません。
元『TOCANA』編集長であり、オカルトや未解決の謎に精通する彼女が、自らの人生を「実験台」にして18年間。
シータヒーリング、ヘミシンク、幽体離脱……ありとあらゆる怪しげ(?)なメソッドを片っ端から試し、その末に辿り着いたのは、「効きすぎて人生がバグりかねない」という衝撃の結論でした。
「願っているのに叶わない」
「引き寄せを試したけれど、逆に苦しくなった」
そんな経験がある方にこそ、角さんの視点は刺さるはずです。
彼女が説くのは、ふわふわしたスピリチュアルではなく、「意識・感情・行動をそろえる緻密な戦略」。
なぜ、あなたの引き寄せは発動しないのか?
逆に、効きすぎてしまう時の「危ない副作用」とは?
18年間の人体実験から導き出された、現実を劇的に書き換えるための「劇薬」としての引き寄せ術。その核心を、初めての方にも分かりやすく紐解いていきます。
角由紀子の引き寄せの法則なぜ引き寄せは「効かない」のか?
「毎日アファメーションをしているのに、一向に現実が変わらない……」 そんな風に、引き寄せの迷子になっている方は少なくありません。角さんは、18年間の実験を経て、うまくいかない人には共通する「落とし穴」があると指摘しています。
その願いは、本当に「あなたの魂」の声ですか?
角さんが最も強調するのは、「真の自発性」というキーワードです。
私たちは無意識のうちに、「お金持ちになれば周りに認められる」「この車を持っていればモテる」「あの人より優位に立ちたい」といった、他人軸の「お得感」や「見栄」を願いにすり替えてしまいがちです。
でも、脳や潜在意識はとても正直です。表面的な「欲」だけで願っても、魂の奥底で「本当はそんなこと望んでいない」と感じていれば、ブレーキがかかってしまいます。
「誰に何を言われても、これが好き!」「どうしてもこうなりたい!」という、純粋で自発的なエネルギーこそが、現実を動かすガソリンになるのです。
「無限欲望ループ」に飲み込まれていないか
もう一つの落とし穴は、願いを叶えること自体が目的になってしまう「欲望の暴走」です。
「一つ叶ったら、すぐ次。もっと、もっと……」と、常に「足りない何か」を追いかけている状態は、実は「今の自分には何もない」という不足感を宇宙に発信し続けているのと同じです。
これでは、たとえ願いが叶っても心は満たされず、自分を見失う「虚無感」に襲われてしまいます。
「願う」と「動く」はセットで一つの戦略
引き寄せを魔法だと思っている人は、「願った後は果報を寝て待つ」と考えがちですが、角流は違います。
「願う→直感を受け取る→行動する→結果を観察する」
このサイクルを回して初めて、引き寄せは現実的なパワーを持ちます。
執着が強すぎて「叶わないと困る!」と力んでいると、視野が狭くなり、せっかく目の前に来たチャンス(行動のヒント)を見逃してしまいます。
「最高の未来をイメージしつつ、今この瞬間は淡々とやるべきことをやる」。
この軽やかな行動力こそが、停滞した現実を動かす鍵なのです。
角由紀子が体を張って試した「潜在意識書き換え術」
角さんの引き寄せ術が他のものと一線を画すのは、彼女が単なる「思想家」ではなく、自分の心身を実験台にしてきた「実践者」だからです。
彼女が実際に試し、「これは効く」と確信したメソッドの数々は、脳科学や心理学、そして時には物理学の境界線を超えるような刺激的なものばかりです。
脳波を書き換える「シータヒーリング」
角さんが深く関わってきたメソッドの一つに「シータヒーリング」があります。
これは、脳波を深いリラックス状態である「シータ波」へ導き、潜在意識の奥底にある「思い込み(ブロック)」を書き換える手法です。
私たちは普段、顕在意識(自覚できる意識)で「成功したい」と思っていても、潜在意識では「自分には無理だ」というブレーキをかけていることが多々あります。
シータ波の状態になることで、この心のブレーキを直接外してしまうのです。
意識の変容を促すヘミシンクとアイソレーションタンク
さらに彼女は、特殊な音響を使って脳を活性化させる「ヘミシンク」や、感覚を完全に遮断する「アイソレーションタンク」なども体験しています。
これらは、私たちが普段縛られている「肉体」や「常識」という枠を一度外すためのトレーニング。
固定観念が外れると、「現実は自分で作れる」という感覚が、単なる知識ではなく「体感」として落ちてくるようになります。
「言葉」と「映像」で脳を錯覚させる
もっと日常に取り入れやすいものとして、角さんは以下の手法も組み合わせています。
- ビジョンボード: 望む未来の画像を目に見える場所に貼り、視覚から常に「これが当たり前」と脳に刷り込む。
- 倍音セラピー: 音の響き(周波数)を利用して、心身の調律を整える。
- アファメーション: 「私は〜である」という肯定的な宣言を繰り返す。
「人生がバグる」ほどの引き寄せ体験
これらのメソッドを徹底的に組み合わせた結果、角さんの周りでは信じられないような現象が起き始めました。
思いもよらないルートからの臨時収入、異例のスピードでの昇進、そして普通なら出会えないような人物との劇的な縁。
それはまさに、現実世界のプログラムをハッキングして書き換えたかのような「人生のバグ」とも呼べる現象でした。
【重要】「効きすぎる危険」とセット&セッティング
角さんが自らの体験から最も強く警鐘を鳴らしているのが、「引き寄せには中毒性があり、一歩間違えると人生を壊しかねない」という事実です。
願いが次々と叶い、現実が思い通りに動き出す快感。それはある種の「万能感」をもたらしますが、そこには目に見えない罠が潜んでいます。
「もっと、もっと」という終わりのない渇き
願いが面白いように叶い始めると、人は「もっと刺激的なこと」「もっと大きな利益」を求めるようになります。
しかし、その原動力が「今の自分では足りない」という不足感に基づいている場合、どれだけ手に入れても心は満たされません。
結局、手に入れた瞬間に次の「欠乏」を探し始めるという、幸せから最も遠い「無限欲望ループ」に飲み込まれてしまうのです。
安全に使いこなすための「セット&セッティング」
この「引き寄せの毒」に当てられないために、角さんは「セット&セッティング」という概念を大切にしています。
- セット(内面):なぜそれを叶えたいのか?
その動機は純粋ですか?「見栄」や「復讐心」のような濁った動機で引き寄せを発動させると、願いが叶ったとしても、その代償として大切な何かを失ったり、精神的なバランスを崩したりするリスクがあります。
「動機の純度」を常に点検することが不可欠です。 - セッティング(環境):足元は固まっていますか?
どれだけ高い理想を描いても、日々の生活習慣や人間関係、心身の健康といった「ベース」が崩れていては、引き寄せた幸運を維持できません。
現実逃避のためにスピリチュアルに逃げるのではなく、現実の生活を丁寧に整えることが、強力な引き寄せを受け止めるための「器」となります。
引き寄せを単なる「ラッキーを掴む道具」ではなく、自分の魂を磨き、現実をより良く生きるための「自己規律」として捉え直す。
この謙虚な姿勢こそが、バグを起こさずに人生を好転させる唯一の道なのです。
まとめ
角由紀子さんが18年かけて辿り着いた「引き寄せの正解」。
それは、ふわふわした夢を見る時間と、泥臭く現実を動かす時間のバランスを完璧に整えることでした。
日常で安全に、かつ強力に引き寄せを発動させるための4ステップにまとめます。
ステップ1:魂の棚卸し(動機のクリーニング)
まずは「これ、本当に私の魂が望んでること?」と自分に問いかけます。
「人からすごいと思われたい」という見栄や、「誰かを見返したい」という執着を、ノートに書き出して丁寧に取り除いていきましょう。
動機が純粋であればあるほど、引き寄せのブレーキは外れます。
ステップ2:言語化と視覚化(目的地をカーナビに入れる)
脳に明確な「目的地」を教える作業です。
- アファメーション: 「私は〜である」と完了形で唱える。
- ビジョンボード: 理想の状態を写真やイラストで毎日眺める。 これによって脳のフィルター(RAS)が書き換わり、チャンスを見逃さないようになります。
ステップ3:願望を「小さな行動」に分解する
引き寄せが機能しない最大の理由は「願うだけで動かないこと」です。
大きな願望を、「今日は本を10ページ読む」「毎日ブログを1本更新する」といった、努力なしでできるレベルの小さな行動にまで細かく分解してください。
ステップ4:淡々と行動し、結果を観察する
「すでに叶っている自分」としての感情を先取りして味わいながら、あとは淡々と(ここが重要です!)ステップ3の行動をこなします。
「まだかな?」と執着せず、起きた変化を「あ、少し現実が動いたな」と冷静に観察する。この「軽やかさ」が、引き寄せを加速させる秘訣です。
角由紀子さんの語る「引き寄せの法則」は、単なるラッキーを待つ手法ではなく、「自分を深く理解し、主体的に人生をハックするためのフレームワーク」です。
18年間の人体実験が教えてくれるのは、私たちは自分の意識次第で、いくらでも現実を書き換えられるという希望。
そして同時に、それを扱う自分自身の「器」を整えることの大切さです。
「魔法」に依存するのではなく、最強の「戦略」として引き寄せを使いこなす。
そんな少し大人で、知的なスピリチュアルとの付き合い方を、今日から始めてみませんか?

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