今夜放送の『火曜の良純孝太郎』、皆さんはご覧になりましたか?
2時間スペシャルということで、私もワクワクしながら画面に見入ってしまいました。
今回特集されていたのは、世界遺産にも登録されている福岡県の玄界灘にある「沖ノ島(おきのしま)」。
「神宿る島」として知られていますが、実は今でも厳格な「女人禁制」が守られ、上陸前には海での「禊(みそぎ)」が必須という、現代日本とは思えないほど神秘に満ちた場所なんです。
石原良純さんと浮所飛貴さんのコンビが、その禁断の聖域に迫る姿を見て、「一度は拝んでみたい……」と圧倒された方も多いのではないでしょうか。
でも、一般の私たちは立ち入ることができない島。
「じゃあ、私たちはどうすればそのパワーをいただけるの?」
そんな疑問に答えるべく、今回は番組で紹介された沖ノ島の魅力をおさらいしながら、私たちが実際に参拝してその神聖な空気を感じられる「宗像大社(むなかたたいしゃ)」の巡り方をご紹介します。
【火曜の良純孝太郎】世界遺産・沖ノ島!「神宿る島」の凄み
番組で映し出された沖ノ島の姿は、私たちの想像を遥かに超える「異世界」そのものでした。
1500年前から時間が止まった「巨岩の森」
島に一歩足を踏み入れた良純さんと浮所くんを待っていたのは、人の手が一切入っていない原生林でした。
沖ノ島では、木一本、石ころ一つ持ち出すことが許されません。
そのため、巨大な岩にびっしりと苔が付き、太古の昔からそのままそこにあるかのような、圧倒的な生命力に満ちています。
浮所くんが「空気が重いというか、ピリッとしている」と話していましたが、それは長い年月、人の欲に触れることなく守られてきた「神域の純度」がそのまま残っているからこそ。
画面越しでも、その静謐な気配に息を呑みました。
極寒の海で「無」になる禊(みそぎ)
上陸前に行われる「禊」。
良純さんは、気象予報士として自然の厳しさを誰よりも知っています。
その彼が、冷たい玄界灘の荒波を前に、覚悟を決めて海に浸かる姿は、単なるロケの枠を超えた「神事」そのものでした。
ただ体を洗うのではなく、心の中まで「無」にし、神様にお会いするための準備を整える。 震えながらも真っ直ぐな瞳で海に向かう浮所くんの姿に、視聴者の方も「これほどまでに厳しい掟があるからこそ、聖域は守られてきたんだ」と深く納得されたのではないでしょうか。
言ってはいけない「不言様(いわずさま)」の深淵
沖ノ島で見たもの、聞いたことは一切口にしてはいけない――。
この「不言様」という掟は、現代のSNS社会とは真逆の世界です。
番組では、二人が島の中で見つけた「祭祀の跡」や、岩陰にひっそりと捧げられた古代の祈りの形を映してくれました。
しかし、実際に二人があの島の奥深くに立った時に感じた本当の感覚は、きっとこの「不言様」として、彼らの心の中にだけ大切にしまわれるのでしょう。
語ることを禁じられているからこそ、その神秘性はさらに増し、私たちの想像を掻き立てます。
8万点の国宝が眠る「海の正倉院」
かつて命がけで海を渡った人々が、航海の安全を祈って捧げた豪華な宝物。
黄金の指輪やペルシャのガラス器など、1500年以上も前の至宝が、誰にも荒らされずにそのまま残っていたという事実は、まさに奇跡としか言いようがありません。
「ここは、日本という国の魂がそのまま守られている場所なんだ」と、良純さんの解説を聞きながら、あらためて沖ノ島が世界遺産として守られるべき理由を肌で感じることができました。
世界遺産・沖ノ島!水平線の向こうに「神」を拝む
番組で良純さんと浮所くんが訪れた沖ノ島。
「行ってみたいけれど、行けない場所……」と、少し寂しく感じてしまった方もいるかもしれません。
でも、安心してください。
一般の私たちが、沖ノ島の神様へ直接祈りを捧げることができる「とっておきの場所」があるんです。
フェリーに揺られて「大島」へ
宗像市の神湊(みなと)からフェリーで約15分〜25分。
玄界灘に浮かぶ「大島」へ渡ると、そこには本土よりもさらに澄んだ、静謐な時間が流れています。
ここには、宗像三女神の次女をお祀りする「中津宮(なかつみや)」があり、島全体が清らかなエネルギーに満ちています。
沖津宮遙拝所(おきつみやようはいじょ)
大島の北側に位置する、海に面した小さな社。
それが「沖津宮遙拝所」です。
ここは、遥か約49km先にある沖ノ島を拝むために作られた場所。
天気の良い日には、水平線の彼方にうっすらと、でも確かに佇む沖ノ島の姿を望むことができます。
「あそこに神様がいらっしゃるんだ」
そう実感した瞬間、言葉にできないほどの感動が込み上げてきます。
直接島に降り立つことはできなくても、この場所から手を合わせることで、私たちの祈りは海を越え、まっすぐに沖ノ島の神様へと届くのです。
九州本土で「神宿る島」の魂に触れる:辺津宮ガイド
8万点の国宝に会える「神宝館」
番組で良純さんたちが圧倒されていた、あの「海の正倉院」から出土した宝物が展示されているのが、境内にある「神宝館」です。
- 驚きの国宝数: 沖ノ島で見つかった奉献品約8万点すべてが国宝。
- 見どころ: 輝く金銅製の馬具や、ペルシャから運ばれたと言われるガラス玉など、古代のロマンが詰まった至宝を間近で見ることができます。
「あの島には本当に神様がいたんだ……」という確信に変わる、美しくも力強い空間です。
空気が一変する聖域「高宮祭場(たかみやさいじょう)」
本殿から木漏れ日の差し込む「祈りの道」を歩くこと約10分。
たどり着くのは、社殿のない古代の祈りの形を今に伝える高宮祭場です。
- 最強のパワースポット: 宗像三女神が降臨したとされる場所で、建物がないからこそ、自然と一体になった独特の「気」を感じることができます。
- 癒やしの体験: 豊かな森に囲まれ、深呼吸するだけで心が洗われるような静寂。浮所くんが感じていた「神聖な空気」を、ここで同じように体験できるはずです。
一度に三宮をお参りできる「第二宮・第三宮」
辺津宮の本殿裏手には、伊勢神宮から移築された社殿が佇む「第二宮(ていにぐう)」と「第三宮(ていさんぐう)」があります。
- 三女神が集う場所: ここには沖ノ島と大島の神様が分霊されているため、辺津宮を訪れるだけで、宗像三姉妹の女神様すべてに手を合わせることができるんです。
まとめ
いかがでしたか? 今夜の『火曜の良純孝太郎』で紹介された、世界遺産・沖ノ島の圧倒的な神秘。
石原良純さんと浮所飛貴さんが見せてくれた、厳しい「禊(みそぎ)」や「不言様(いわずさま)」の掟。
それらはすべて、1500年もの間、私たちが大切に守り続けてきた「神様への敬意」の形そのものでした。
直接島に降り立つことは叶わなくても、
- 「辺津宮」で国宝の輝きに触れ、
- 「高宮祭場」の静寂の中で心を整え、
- 「大島」から遥か水平線の彼方に手を合わせる。
そんな「神宿る島」を想う旅は、きっと私たちの日常に、澄みきった清々しい風を運んでくれるはずです。
「いつか、あの空気を肌で感じてみたい――」
そう思った時が、神様に呼ばれたタイミングかもしれません。
次の休日は、三人の女神様が待つ宗像の地へ、心を癒やす旅に出かけてみませんか?
もっと詳しく知りたい方へ:公式サイトの資料映像がおすすめ
今回の番組を見て「もっと沖ノ島の映像を見たい!」と思った方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
一般人は立ち入り禁止の沖ノ島ですが、公式サイトの「ギャラリー」ページでは、ドローンで撮影された迫力ある空撮映像や、古代祭祀の足跡をたどる貴重なアーカイブ映像が公開されています。
テレビ放送では語りきれなかった歴史の深さを、美しい映像とともに感じることができますよ。

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